耐震SE構法と能登半島地震
Cocoro設計室の標準構法となっている「SE構法」ですが、
能登半島地震における被災エリアに
612棟の建築物がこの構法により建設されていました。
この612棟の被害状況について、
SE構法開発元である株式会社NCN社が被害状況をプレリリースしました。
■県別調査物件数
石川県 物件数: 68棟
新潟県 物件数:406棟
富山県 物件数:138棟
3県計 :612棟
令和6年能登半島地震における「SE構法」による建築物被害調査報告
この度の令和6年能登半島地震における、石川県、新潟県、富山県のSE構法物件612棟
の被害状況については、住宅の倒壊など被害の大きいエリアも含め、
「倒壊」「大規模半壊」「半壊」に関する報告はありませんでした。
「SE(Safety Engineering)構法」は1995年の阪神・淡路大震災をきっかけに、
大規模な木造建築物の技術を基に開発された技術であり、強靭な耐震性の高さに
加えて従来の在来工法では実現が難しい大空間の実現などが特長です。
従来、鉄骨造やRC造において主流だったラーメン構法を木造住宅に取り入れ、
安全かつ便利に利用できるようにシステム化された独自の木造建築システムとして、
これまでに延べ29,000棟を超える木造住宅が供給され、東日本大震災、熊本地震
ほかこれまでに各地で発生した地震に耐え、倒壊・半壊はなく、その強さを証明
しています。
Cocoro設計室では家づくりにおいて構造に確実な安心感を得た上で快適性やデザイン性を提案します。